競馬に詳しくなるには

負担重量によるグループ分け

馬はその能力によって、強いグループ・弱いグループにまとめられて競走するのが基本です。

全ての馬が均一の能力を持っているわけではありませんので、同じグループでも差はあります。
差を調整する方法として、負担重量があります。

漫画の世界で重たい胴着を着てハンデを追うように、強い馬は重たい負担、弱い馬には軽い負担がかけられ、最終的に能力差が等しくなるような調整が加えられます。

馬齢戦、別定戦、定量戦、ハンデキャップ競走などが、この負担重量を決める材料になっています。

重賞とグレード制について

レースの中でも、歴史と伝統を持ち、賞金もそれに倣い高額になっているのが重賞です。

かつては8大競走と言われた大レースが今のグレード制に近い存在でした。
グレード制によって、GI、GII、GIIIに分けられています。

GIは競走馬が目標となり、生産馬としての指標ともなる競走として定義付けられています。レース自体知名度の高いものが多いです。有馬記念といった名前を聞いたこともあると思いますが、GIの一つです。

GIIはGIレースに準ずる格付けで、GIレースのステップレースや重要な位置付けのレースとなっております。
GIIIはそれらに当て嵌まらない重賞レースです。

クラシックと三冠馬

GIレースの中で、3歳馬に対して行われるレースにクラシックと呼ばれるものがあります。
日本の中央競馬クラシック三冠は、皐月賞・東京優駿・菊花賞です。

皐月賞・東京優駿・菊花賞の3競走全てで優勝をおさめた馬を三冠馬と呼びます。ディープインパクトが有名ですね。

控除率の存在

競馬には控除率というものがあります。手数料をどれだけとられるかを示す割り合いで、馬券によって違いがありますが、凡そ25%と考えていいでしょう。
残りの75%でのゼロサムゲーム、それが競馬です。

投資競馬は理論

常勝は難しいですが、回収率が100%超過なら当然資産は増えます。投資競馬は全戦全勝が求められているものではありません。
回収率を如何に向上させるかがポイントになります。的中率が高まれば、必然回収率も上がります。

三連単、三連複や、最大で2億円もの配当を得られるWIN5があり、一発逆転も狙えます。これは的中率が低くても回収率を高められる方法ですね。

今は投資競馬にも色々な理論があり、馬券の買い方も十人十色です。
昔はもっと一か八かのギャンブルとして競馬を見ている人が多かったと思いますが、投資として理論を駆使して競馬と接する人が増えてきた印象です。